VaM1.20になってから追加された新機能にセッションプラグインプリセットがあります。これは好みのセッションプラグインを登録して起動時に自動で読み込んでくれる機能です。
これまではSessionPluginBooterというプラグインを使用して起動時に読み込みさせていましたが、これが不要になったわけです。
セッションプラグインって何?
ソフトを起動してから終了するまでずっと有効なものをセッションプラグインと呼びます。人や物などのAtomに読み込むプラグインと違い、シーンを切り替えても有効なままです。VaM本体に機能を追加するタイプのプラグインが多く見られます。
今回はセッションプラグインプリセットの設定方法の解説と、便利なセッションプラグインの一例としてBlazedust氏作の
CUAManagerを紹介します。
セッションプラグイン設定
エディットモードでメニューを開くとセッションプラグイン専用のタブが見つかります。
Session Pluginsタブを開き、Add Pluginで好みのプラグインを読み込みます。
左のペインからBlazedust.SessionPlugin_CUAManagerを選択してADD_ME.cslistを選択します。
次にSession Plugin Prisetsタブに移動し、Change User Defaults → Set Current As User Defaultsをクリックで保存します。
起動時に読み込まれるプリセットがこのデフォルトプリセットになります。次回起動時からここで設定したプリセットが自動で読み込まれるようになります。
定番プラグインCUAManager
ここからはプラグインの紹介になります。
CUAManagerはPersonにリンクするアセットを自動で読み込んでくれるプラグインです。アセットの髪やアクセサリ類を登録したキャラに自動適用することができます。とても便利で必須プラグインと言っていいでしょう。
一目瞭然な便利さ。実は服も設定できるのですべてのキャラにIris Reflectionを自動で装着するというような使い方もできます。
使い方は作者様が詳しく説明してくれていて特に補足が必要な所も無さそうなので割愛します。
これまでアセットの髪は頭と完全に一体化せず、上の動画の右のようにフワフワと浮いたような動きになっていました。このプラグインを使用するとキャラが動いた時にもリンクしたアセットがズレなくなり、完全に一体化します。CUAManagerと完璧に連動します。
おすすめセッションプラグイン
時計プラグイン。ショートカットメニューの中に時刻を表示するようにします。VaMやってると時間を忘れちゃって困る人用。
MacGruber氏のEssentialsに含まれています。スクリーンショットを高画質に。メモリ喰うらしいので常時有効にするものではありませんが、撮影好きな人には必須。
カスタムUIを追加して頻繁に使う機能にアクセスしやすくします。
デスクトップモードのお供に。ゲームパッドでVaMを操作して遊ぶこともできます。
以上、セッションプラグインの紹介でした。