VaMはライセンスなどの事情でデータをシェアできない場合もありますが、そんな時でもSSや動画なら気にせずシェアすることができます。VaMユーザー以外の人にもその良さが伝わるという利点もありますね。
そんなわけで、SSと動画の撮り方について紹介します。
スクリーンショット(SS)を撮る
VaMでのSSの撮り方はVRモードもデスクトップモードも共通で、VaMのメニューにあるScreenshot Modeを使うのが簡単です。
メインUIからScreenshot Modeを選択すると撮影モードに切り替わります。
決定ボタンで撮影、Grabボタンで撮影モード終了。デスクトップモードなら左クリックで撮影、Escキーで終了です。
SSにおすすめなプラグイン
光学カメラで撮影したかのような様々な効果を作り出すことで現実感のある映像になります。
VaMJapanのMaFさんによるデスクトップ撮影を強化するプラグイン。VRでも使用できます。
この2つのプラグインについてはVaMJapanさんにて詳しく解説されています。いつも標準機能でSS撮っている人は是非お試しあれ。
UIを含めた画面を撮る
メニューなどのUIを含めた画面を撮影したい場合、Windows10なら標準装備のキャプチャ機能が便利です。
キャプチャの設定を確認するにはWindowsの設定から[ゲーム]→[キャプチャ]を開きます。キャプチャの保存場所などを確認しておきましょう。
撮影方法はWin+Gでゲームバーを開いて撮影ボタンをクリックするか、もしくはWin+Alt+Print Screenでその時アクティブなウィンドウのSSをキャプチャできます。
動画を撮る
いろいろなキャプチャソフトがありますが、Windows10ならSSを撮る時と同じく標準装備のキャプチャ機能を使うのが簡単です。
Win+Gでゲームバーを開いて録画ボタンをクリックするか、もしくはWin+Alt+Rでその時アクティブなウィンドウの録画を開始/停止できます。
録画中はこんなカウンターが出ます。
VRモードの画面を録画する場合はVaMの設定でMirror to Desktopにチェックを入れてからそのデスクトップ映像をキャプチャします。
通常はHMDで見ている視界がミラーリングされますが、WindowCameraのカメラ機能がOnになっているとWindowCameraで撮っている画がデスクトップに映ります。VRの主観視点で録画するならWindowCameraの機能はOffにしましょう。
Windows7/8の人はBandicamのようなキャプチャツールやビデオカード付属の録画機能が使えると思います。
左右両方の映像を映す方法
SteamVRの場合は設定メニューから[VRビューを表示]にチェックを入れます。
Oculusなら\Program Files\Oculus\Support\oculus-diagnosticsにあるOculusMirror.exeを使用します。
これで立体視用の動画も作れますね!
動画を編集する
これから動画編集を覚えたいなら、国産の定番フリーソフトAviUtlがおすすめです。20年以上前から存在しているソフトですが、なんと現在でも開発が継続していて最新の環境でも問題なく動作する安心感があります。
あったらいいなと思われる機能はだいたい誰かがプラグインを作ってくれているので編集に関してはほぼ何でもできると思っていいです。
面白い解説動画がとてつもなく充実しているので楽しみながら使い方を覚えることができます。
興味のある人は手始めにこの動画をみて導入してみましょう。
解説サイトはこちら。
凝ったエフェクトなどを使うのは後回しにして、まずは次の2点を覚えてみましょう。
・動画の不要部分をカット…編集の基本
・拡張x264出力…高品質で高圧縮
これだけでもネットでシェアするのに充分な動画が完成します。
VaMが動くようなPCスペックなら動画編集も余裕!面白いシーンが撮れたら是非ともシェアしてみてください。
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